前回の更新から、ご無沙汰したのは。
子ども在宅のGWが来た、ということと
発表会に向けて個人レッスンが始まった、の忙しさから!
しかし、その間も意外といろいろやっておりました。
4月30日(木)個人レッスン始まる。
これから3ヶ月間、発表会に出る生徒さんは全員個人レッスン。
一人ひとりとガチで向き合う感じとか
そこまで言う権利があるのかと正直自分に突っ込むくらいの
アドバイスっていうか指導っていうか、したり。
けっこうしんどいといえばしんどいのだけど。
その分、生徒さんの考えてることとか個人個人の良さとか
こうなりたい!とかフラメンコへの情熱とか
一番感じられる瞬間なので。1コマ1コマ大切にしよう〜。
発表会に出演されない生徒さんも少しだけいるのだが
こちらはこちらで、振付はやらないので。
ずっと踊っててどういうことが気になる?て希望聞いて
やっぱりまじめな生徒さんほど「そもそも○○がわからなくて」と
かなり基礎的な要望がでてくるので。
じゃあ、まずは正しく立ってみようとかいって始めて
そんで「目からウロコでした!」とか喜んでもらえる喜び。
いやあ、いい仕事をさせてもらってます。
5月1日(金)THE WIND WAVEのライブ@モーションブルーへ。
こちらは3年前くらいにたまたま聴きにいって
すごいよくてCDも買ってかなり聞き込んでいたのだけど。
2年間活動を停止していて、聴きにいくことができなかった。
が、やっと再始動するということで!
しかも、なんと!
東大卒のトランペッター、松木理三郎さんがいるではないか!!
大学の先輩&同業者という方とはめったにお会いできないので
松木さんの存在を知ったときにはめっちゃうれしくて。
Facebook上ではすぐにお友達になったのだが。
なかなか実際に聴きに行く機会がなくて。
その、松木先輩とのご対面!!
松木さんはめっちゃかっこよかったし、ライブ楽しかったし!!
素敵な先輩がいてうれしい!わたしもいい音楽やりたい!
って気持ち新たに帰ってきました。
ビックバンド初体験のやたくんは・・・
聴いてはいた。起きてはいた。
ずっと落書きしながら・・・
ま、ま、いいです。幸い音は目でみなくても耳から入ってるからね。
やたが小学生になって、しかもわりとおとなしく聴けるようになって
ああいう「未就学児入場不可」なお店でも連れて行けるようになって
母として聴かせてみたいなと思えるとこに連れて行けるようになり。
ま、落書きしつつも、何か残っていくといいなあー。
THE WIND WAVE、前回観にいったときのピアノは
モヒカーノ関さんでした。
わたし自身は交流のない方だったけど、お名前は知っていて
へえー!おもしろい感じの方だなー!って思ってみてました。
そのモヒカーノさんが亡くなったときいたのはいつだったか。
直接知らないなりに、友人が一緒に演奏したこともあったりで
残念な気持ちでした。
この前のライブのとき、1曲、モヒカーノさんの捧げる曲があり。
もちろん会場全体の、モヒカーノさんを偲ぶ空気にぐっときたのだけど
ドラムの河崎真澄さんが泣いているのをみたらわたしもガーって泣けた。
こんなに仲間に慕われていた方だったんだ・・・て思ったら
惜しむ気持ちとか、残された寂しさとか、すごい感じてしまって。
そのときの演奏や、河崎さんの涙をみて
モヒカーノさんの人柄を知る、というか。
亡くなってしまった後だけど、モヒカーノさんと出会った気がして
こういう出会い方もあるんだな、ってしみじみ。
きっと、これからも何かCDを聴いたりするとき
モヒカーノさんが関わっているものもたくさんあったりして
そのたびに、この日の河崎さんの涙や、みんなの気持ちを
思い出したりするんだろうなあ。
モヒカーノさんは、この夜を境に、わたしにも特別な人になった。
亡くなってからも、そんなことを感じさせてくださるモヒカーノさんは
やはりとてもすてきなミュージシャンだったに違いない。
5月4日(月)トランペットレッスン3回目。
この日も。延々「楽な呼吸法をさぐる」編。
2時間×3回いきましたが、まだ低い「ド」の音しか出してないからね。
こういう基礎レッスンってめっちゃ好き。探究心。
音質、音程、リズムが悪いってもう耐えられない。
たまに自分も熱くなってやらかすことがあるけど
音質とかリズムとかはずすと、もう、死んだほうがマシ、て思う〜。
ミュージシャンに「リズム悪い踊り手だな」って思われたら、
それももう死んだほうがマシ〜。もう、ほんとやだ。
わたしにとっては、おしゃれなオリジナルな即興演奏をすることより
書いてあるものでいいから、美しい音質と音程で
その場にふさわしい演奏をしたいなって思う。
先生も、とりあえずわたしのトランペットの演奏に関しては
そういう方向性がいいんじゃないかな、って言ってくれて
そうそう、そうなんですよー!先生!そうなの!って思った。
踊りも同じ考えで踊ってるもん。
振付、10年くらい変わってないやつもあるけど
そのときのミュージシャンの演奏、やりたいこと、ちゃんと聴いて
引き出せるような踊り手でいたいなーって思う。
というわけで、宇野先生のトランペットレッスンは、めちゃ性に合う。
そして、この日は最後に
「お、めっちゃいい音出ましたね、僕のとおんなじ音ですよ」と
ほめてもらえちゃったりして!え〜、ほんとうれしい。
大好きな宇野先生の音とおんなじ音が出せたのは
1音であっても、すごい、うれしい。
そして、先生が喜んでるのみて、自分もうれしくなって。
あー、わたしの生徒さんも、わたしが「できたねえ!」て喜ぶと
こういう風に「先生も喜んでくれた!」てうれしくなってるんやな、て。
その音がでたときの脳内環境を考えてみたのですが。
これは「朝×スタジオ」とか「宇野嘉紘さん(TP)×六本木バニラムード」とか
「多田誠司さん(sax)×御茶ノ水NARU」とかでよくなる状況。
トランペットと向き合ったときに、ヨシッ!て思いすぎずに
ああいうテンションで接すればいいのかーって。
焦点をぼかしつつ、意識を後ろに持っていって距離をとると、出るのだ。
そういう感じかー!ちょっとわかったぞ。
そして、Youtubeでフラメンコ吹いてるトランペットの動画を見つけたので
来週の本番が一息ついたら分析してみよー。
徹底的にユニゾン。キメが強引。さすがフラメンコ。さすが民族音楽。
そしてわたしはフラメンコ音楽が好き。こういうの、吹きたいなー。
5月5日(水)LS3リハ。
引き続きソレアポルブレリアの改良。
同じメンバーで何回もライブやる醍醐味は、こういうところにあるよな。
試行錯誤して、ここはやっぱテンポはこれくらいの方が良かったねえ、
このフレーズ差し込んでみようか、とか。これまた探究心。
ぶち先輩が作ってきたフレーズがめっちゃ素敵やないですか。
自分、パストーラガルバンになった気がしましたよ。
そのように踊れるといいのですがー。
それはともかく前回の自分の反省は「聴きすぎ、譲りすぎない」こと。
今回のライブは、そこに気をつけてやろうと思う。
本番中、主張するところは主張する。引っ張るつもりでやる。
遠慮と謙虚は違う。そうです。
新曲あり。またコーラスあり!言葉のリズムが難しいじゃないですか。
3連になぜ4音節入るのだ。どこをはしょるのだ。的な。
スペイン語、ナゾすぎる。
こちらのリハもう1回あるので、他の曲もより深めていきます。
5月13日(水)LS3@中目黒楽や。ぜひ来てね!
5月7日(木)ラテンタイムリハ。
縁あってご一緒させていただくことになったラテン界の先輩方。
いつも、客席から、すてき〜、と眺めていたミュージシャンの方。
そんな方とリハなんて〜、緊張!しかも、フラメンコ界の人、ゼロ!!
大丈夫なんでしょうか〜、やり切れるでしょうか〜。
さいわい、LS3の斉藤タカヤくんだけはいるので・・・
めったにない「音楽スタジオ」でのリハ。
一応、踊り用の板持参で山手線に乗る・・・
アウェイ感と荷物の重さで、小さくなりながらもなんとか到着。
いやー、リハ、楽しかったです!
自分の曲に関しては、たかや先輩の仕切りのもと、なんとかなりそうだし
それ以外のときは、音楽の人のリハってこんな感じなんやー、とか
憧れのミュージシャン、リハだとこういう表情するんやー、とか
なるほどなるほど、この感じはフラメンコのリハと同じやなー、とか
いろいろ。
それから、他の方の曲でちょっとからむシーンがあるんだけど
「じゃ、8ずつやりとりする感じでいきましょうか」って提案されて
すっと意味がわかったり、「あ、じゃあ、4がいいかな」とか言えた自分に
この3年間の成長をみた。
LS3も、池田聡ジャズフラメンコユニットも、初めてだいたい3年。
その間にフラメンコじゃない曲で踊る経験も積んできたし
音楽の人とはどの言葉でしゃべるべきかも多少わかってきたから。
その点でびびらなくてすむようになった成長。
池田ジャズ・・・の方の1回目は、あまりにも緊張して
やってる最中から胃が痛くなったからね・・・死ぬかと思った。
今だから言えますが。
そんな池田ジャズ・・・も今では楽しいしね。
というわけで、5月16日(土)ラテンタイム@中目黒トライ、
楽しみです!
発表会用に、生徒さんがリズム譜書いてきた!
こういうパソ、やりたいんです、て。リズム譜と音源を渡された。
すごーい!うれしいー!
振付の変更、短くするも長くするもOK、フリータイムあり、なのは
全員ソロで踊る、といううちの教室ならではのことだし。
自主性が一番大事!形はわたしのあげた振付のままでもいいから
主体的に意思をもって踊ってほしい!っていつも言ってるし。
踊りも音楽だ!視覚だけでなく音楽的理解が大事だ!
たまには映像じゃなくて音という方向からもチェックして!とか。
いつもそのことをしつこく言っている、その成果。
「生徒が自主的にリズム譜書いてきた」て。日頃のレッスンの成果!
生徒さんは、リズム譜は書いたものの、足順が想定つかない、と。
いいですよいいですよ、足順の組み立てくらいわたしがやりますよ、
熱心な生徒さんがいてくれて、わたしはうれしいわけですから!
まかせといて!!
てなわけで、こちらは土曜日までに1フレーズでも作っておかねば。
でも、こういうのは楽しいね。やっぱりいい仕事させてもらってます。
というわけで、いろいろやっていた2週間でした。
あ、やばい!もう4時半じゃん!明日も一日レッスン〜。
寝ます!
あ、外が明るくなりかけている・・・